2008年10月12日日曜日

なんとも申せませんな。

カラマーゾフの兄弟をついに読み終えた。8月の中旬ぐらいから読み始め、約二ヶ月近くかかったことになる。前から一度は読んでみたいと思っていたが、話は長いし、昔「罪と罰」を途中で投げ出したこともあるので手を出しあぐねていたところ、友達が一巻だけ持っているとのことで借りたのがきっかけ(なので画像には一巻がない)。感想としては本当に面白かった!こんなに泣けて、笑えて、人生観を揺さぶられる小説には今まで出会ったことがない。これが名作と呼ばれる所以かと納得した。登場人物が本当にどうしようもない人たちばかりで、何なんだこいつらはと最初は思ったが読み進めていくにつれてそういったおろかな部分がだんだんいとおしく感じるようなる。ミーチャは特にそうで、彼の章は涙なしには見れない。またラストシーンがそうくるかって感じで、読み終えた後の感動がすさまじいものがあった。作家の文章力のすごさをまざまざと見せ付けられた作品だった。しばらくはドストエフスキーは読むつもりはなかったが、春樹の「神の子どもたちはみな踊る」を読んだら読みたくなってしまった。どうしよう。